2014年05月18日
Boxster Cayman (Porsche)
今年もまたポルシェの新型ラインナップがヒルズアリーナに勢ぞろいしました。最近は4ドアの大きなポルシェも増えましたが、中でも911よりもはるかにお買い得なボクスター、ケイマンは垂涎の的です。だんだん肥大化して太ったオバさん化してゆく911よりも遥かに安価で軽量・・・・・フロントとリアに荷物スペースがあり,リアゲートも大きく開くハッチバック/タイプ。スタイリングもこの方が好感が持てます。
とは言ってもやはりリアにエンジンを置く911ポルシェが魅力的であることには変りありません。誰が見てもポルシェと判るデザイン,半世紀もほとんど同じスタイルで生き延びて来ました。とは言っても,既にこの20年で二度のモデルチェンジを経ています。素人目に見て同じポルシェでも、ディテールを見ると全く違うことに気づきます。風吹ジュンがデビュー以来ほとんど変わっていない様に見えるのとは訳が違います。
そのテールランプ、ヘッドライト、コクピットのどこを見ても空冷時代の面影はありません。やっぱり買うとしたら964までかなあ・・・・・やはり,運転席の幅の半分を占める計器盤とそこに並んだ5つのメーター群はポルシェの代名詞のようなデザインでした。狭そうに見えるスペースも邪魔なトンネルがほとんど無く助手席との距離が近いのがほかのスポーツカーには見られない特徴でした。5ナンバーサイズに収まってしまうこんなタイトで魅力的な存在は今後そうそうお目にかかることはないでしょう。