2014年03月21日
背負っているものは
傾きかけた西日を背に受けてマウンドに立つ伊藤優輔投手(都,小山台)背負っているのはセンバツ初登場の都立校としてのプライド、一勝への期待、地元品川区はじめ多くのファンからの熱い声援・・・四死球〜押し出しの一点献上、満塁打を浴びたあと3〜5回までを0点に抑え,試合は後半に差し掛かります。
11対0の大差で負けたとはいえ,甲子園出場校のリストに名を連ねることが出来ました。良くも悪くも打率4割オーバーで,防御率1点台の伊藤投手というカリスマ的存在無しには今回の快挙を果たせなかったでしょう。そんな伊藤くんも二年前の今ごろは 受験勉強をかさねて入学して来た普通の生徒だったはず、文武両立を果たした上での甲子園です。夏の大会を経て彼がどこに向かうのか?興味は尽きませんが、これから野球の上手い受験生がレギュラー入りの近道を目指して小山台を受験してくれる様になればオンの字かも知れません。