2013年06月23日
懐かしのミニジェットシリーズ
7月25日から池袋の東武百貨店で開催される
恒例の「タミヤモデラーズギャラリー」では、
今年も「ろうがんず」の展示コーナーが設けられる
ことになりました。
今年の目玉は「タミヤ・ミニジェットシリーズ」の
コンプリート展です。
その名のとおり、1968年4月から発売が開始された
タミヤのミニジェットシリーズの全てをお見せすることに
なりました。
ミニジェットシリーズは、全て100分の1のスケールで
シリーズNO1のMIG-19からNO28のF-4EJ
ファントムまで発売されましたが、1980年代に全て
発売中止となっています。
ところがその後、2004年からは装いも新たにコンバット
プレーンシルーズとして再スタートし、10機種が現在も
発売されています。
私の担当は、シリーズ巻頭を飾るソビエトのMIG-19
ファーマー戦闘機です。
MIG-19は、ソビエト初の超音速戦闘機で、大きく
後ろに後退した主翼が特徴的です。
ちなみに世界初の実用超音速戦闘機は、アメリカの
ノースアメリカンF-100スーパーセイバーです。
写真は、下塗りの黒をスプレーして乾燥中のMIG-19
です。
このミニジェット・コンプリート展は、「ろうがんず」の松井
会員が企画したもので、実家のプラモ・ストックルームに
保管されていた大量のミニジェットシリーズを惜し気もなく
提供され、全ての会員が1機または複数製作して一堂に
展示しようというものです。
シリーズの全てを製作した方は大勢いらっしゃるでしょうが、
ろうがんずの会員がそれぞれの個性でキットを製作し展示
するのは初の試みです。
45年も前に発売されたプラモデルが、現在でも立派に
製作出来るといったプラモデルならではの楽しみ方を、
是非、多くの方に知っていただき、モノを作ることの大切さ
も同時に再確認していただけたら、「ろうがんず」会員一同
これに勝る喜びはありません。
7月25日から30日まで、池袋・東武百貨店で開催される
「タミヤモデラーズギャラリー」をどうぞお楽しみに!