2010年10月04日
世界の駅構内の表示紀行~上海地下鉄2号線
上海地下鉄の駅構内の表示です。 上段右側の数字は到着までのカウントダウン、始発終電の時刻表示、ええっ?こんなに早いの?
国慶節の連休とあってただでさえ人で一杯の上海に800万人もの人が押し寄せるというのだから終点の上海駅改札口は大騒ぎ!自動改札なんて使い慣れない地方出身者にとって、たった数ミリの隙間と赤いランプの点灯するアラームは一種の鬼門、或は此処が今様の長城なのかもしれない。一列に並んだ自動改札がいっせいに赤ランプを表示させ三峡ダムのように人民の流れをせき止めてしまう!ことだって珍しくはない
機械化、自動化を進めるのは良いことだけど、システムの信頼性をちゃんと上げてからにしてくださいね。現場の駅職員はトイレ休憩にも行けない位忙しいのだから・・改札口を通るたびにこんな光景を幾度も見慣れて来ると・・・・・
日を改め、地下鉄に乗って人民広場まで。出札で昔ながらに対面販売で切符を買うことも出来る。が、しかし折角自販機があるんだから利用しない手はない。で、吐き出されてきたのは使いまわしのプラスチックカード。降車時には改札に吸い込まれてゆくから確かにこの方が無駄がなく、エコなのかもしれない。また中国が一歩先んじましたね・・・・でも、肝心の自動改札でエラーを出してしまい、通過できない。
そばに立っている善良そうな臨時職員風の兄ちゃんをけしかけて、職員のいる窓口まで行かせて記録内容を確認。再度改札へ。やっぱりエラー。再び一往復しても結果は明白。けしかける日本人観光客。たじろぐ好青年。上海生活も3日目ともなれば彼の地の人々の振る舞いも少しずつ我が物となってきている。エライ剣幕で急かせる日本人。応対に困る中国人。国際的通例とはまったく反対の光景が此処地下鉄一号線改札機で繰り広げられている・・・・・
エスカレーターの右に並ぶのは近畿,韓国、ワシントンDC
でしたが、ここでは昔の日本のように、左右関係なく・・
当局は右に並ぶよう推奨していますが
守っている人はまだみうけられないようです一生懸命、目の前で説明しても
です