2010年05月23日
DC-7C製作記(その7)
製作中のDC-7Cの塗装がようやく完了しました。
後は、デカール貼りと組み立てです。
今回は、昔懐かしいソリッドモデル風に仕上げて
みましたが、キットのモールドはそのままで
ヴィンテージキットの面影も残してあります。
それにしても、キットのモールドからこの商品が
製品化されたのは1957年、今から53年前と
言う事が分かります。
初期のプラモデルの傑作は今も輝きを失って
いません。
半世紀以上前のキットとは言え、全体のディテールは
しっかりしているし、組み立てやすさも抜群、さすが
名門レベル社の製品です。
そう言えば、実家にはレベル社のヴィンテージキットが
まだ沢山眠っています。
ボックスアートの最高峰と言われる72分の1の
ボーイングB-17(メンフィスベル)、様々なギミックで
モデラーをアッと言わせたダグラスA-1スカイレイダー、
72分の1の第一次大戦機の数々、そして32分の1の
マクドネルF-4ファントムなどなど・・・・・
もちろん、デカールはもう使い物にならないでしょうが、
キット自体はプラスチックですから今でも充分に組み立てる
ことが出来ます。
現在の超精密キットももちろん魅力的ですが、たまには
気楽に組み立てが出来るヴィンテージキットに挑戦して
みるもの気分転換になっていいかも知れません。
今回、ダグラスDC-7Cを製作してみて、改めてプロペラ
旅客機の魅力にはまると同時に、古きよき時代の
ヴィンテージキットの持つ輝きも再発見しました。
最近は女性の皆さんがガンダムなどを手始めに、
プラモデルの魅力にはまっているようですが、
そう言えば、馴染みの模型店にもちらほら女性の姿を
見掛ける様になりました。
プラモデルの魅力は飛行機や車、船といった好きな
対象物をモデル化して好きな角度から眺められること、
それにもう一つ、製作するための下準備としてものを
調べる楽しみがあることだと思います。
こんな素晴らしいホビーを一部のマニアだけの楽しみ
にしておくのはもったいないと思いませんか!