2010年05月25日

ロールアウト!

3323.jpg

        ようやく完成しました!!

製作を始めておよそ2カ月、レベル社の
ヴィンテージキット、ダグラスDC-7Cが
ついに完成しました。

先日開催された「静岡ホビーショー」への
出展を目指して製作を行ってきたDC-7Cですが、
開催直前に家内が緊急入院したため出展を断念、
その後、製作を継続させていたものです。

本日、「ろうがんず」の例会に持参しお披露目した後、
近くの模型店「ビーズホビー」のショーケースに展示
していただくことになっています。

3326.jpg

こうして完成したプラモデルを様々な角度から眺めるのが、
プラモ作りの醍醐味、普段、実物の飛行機では見られない
角度からの眺めは最高です!

特に、プロペラ旅客機のように過去の航空機を模型で
再現できるのは最高の楽しみで、自宅にはロッキード・
コンステレーションやボーイング・ストラトクルーザーなど
黄金時代を築いた名機の数々が製作を待っています。
(いつになったら出来るものやら・・・・・)

ダグラスDC-7Cは名門旅客機メーカーダグラス社の
DC-1から始まる一連のプロペラ旅客機の最終バージョン
で、ライバルのロッキード・スーパーコンステレーションに
対抗すべく開発され、合計338機が生産されました。

日本航空もジェット旅客機の導入直前に4機を導入し、
海外路線に投入しました。

しかし、売り物のターボコンパウンドエンジンの複雑な
構造が整備のし難さを招き、間もなく訪れたジェット旅客機
の時代に取り残されるように短期間で姿を消しました。

高校時代、羽田空港でこのDC-7Cを見るのが大好きで、
よく通っていました。
エンジンをスタートさせる際の姿が今でも目に焼きついて
います。

左主翼の外側のエンジンが先ず点火されると、ブルルン!
という音と共に真っ白い煙が排気管から吐き出され、
その際、エンジンナセルがわずかに震えます。
この時、「飛行機は生きているんだ!」と実感するのです。

プラモのDC-7Cを眺めていると、そんな過去の思い出が
蘇ってきます。
古き良き時代のプロペラ旅客機、人々に海外に羽ばたかせる
夢を与えてくれた旅客機でもありました。

| 08:15 | コメント(2) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、おはようございます!!
無事完成ですね、お疲れさまでした!!
この後、勤務終了後納品ですね。
昨日は、あいにくの天気になりましたが、予定通り長津田へ行って来ました。
幸い、お墓参り中は(GLZ開始と同時に到着)、霧雨~傘がいらない状況になりました。
「高校時代羽田空港までよく通っていました」・・・よく解ります!!
自分も、阪急電車を観に、生家の最寄り駅、そして阪急梅田駅によく足を運びました!!
6日前・母の月命日も、自分と車齢が2~4年しか3300系に往復で乗車出来、ほぼ1年ぶりに走行音に癒されました。
今回は、お2人同行者がいらっしゃいましたが、もし自分1人なら、写真を多数撮っていたでしょうね!!

投稿者 ちなみん : 2010年5月25日 09:45

ちなみんさん、ありがとうございます。
模型店のショーケースに展示するのは、30数年前、
代々木駅近くのポストホビー以来ですが、マニアの目に
晒される分、プレッシャーがあります。

投稿者 ホヅミ : 2010年5月25日 13:01

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