2008年10月19日
visit busan
美しい港町、活気に満ちた市場の町、エネルギッシュな
造船、貿易の港。そして国際映画祭の都
プ[p]サンinternationalfilmfestivalも
ブ[b]サンinternationalfilmfestivalに
呼称を改めるようです。日本でもブサンの呼び方が
定着するでしょうか?
KTXの真新しい巨大なガラス張りの始発駅は
関西にも東京にも見られない斬新な印象。
窓から見下ろす港は、貿易港、造船の街にして
韓国第二の大都市、釜山の表玄関です。
韓国の新しい表玄関がインチョン仁川空港だとすれば
もうひとつのゲートウェイが釜山港
釜山の駅から地下鉄でひとつ国際市場寄り
チュンアンドの駅は国際航路のターミナルも近く
どこか旅情を誘う駅。小さな商店街を通り抜けると
急な坂道の先に階段が現れる。舗装したての
アスファルトが靴にぺたぺたまとわりつく、
かと思ったら、坂の向うに今夜の投宿先、
古めかしいデザインのホテルが見えて来ました。
さあ、これから市場へと繰り出します。
釜山の中でも最もエネルギッシュな場所
国際市場と呼ばれる一画はアメ横の安さと
昔のドブ板(ヨコスカ)の格好よさ、それに
上野・アメ横の充実ぶりもミックスした
・・・・・
歩き疲れて、誘われるままに
カボチャスープを頂きました。これは朝食前のコーヒー代わり
本命はここで
ビビンバが大きな器で3000ウォン!
おなかを満たしたあとは魚市場へ
行ってみましたが・・・・
チョー・ヨンピルの代表作、釜山港へ帰れ~で
日本ではプサンが圧倒的多数になった様です。
でも、地下鉄、銀行、主要な施設の表記はbusan
pusanで見かけるのは唯一piff
Pusan International Film Festivalくらいでしたが
これもいずれbiffに呼称変更の予定
釜山・地下鉄1号線の駅名にもなっているチャガルチ市場は、国際市場の海側
2006年に新装なった地上7階の超近代的なビルには、海産物を売るお店が
ひしめき合っています。ほとんどのお店が生け簀で活きた海産物を売っていて
その場で調理、胃袋に収めて帰ることも出来るのですがエイがそのまま並んでいたり、見たこともないような生物が・・・・・なかなか好奇心をそそられる空間だったのに、肝心のお腹はカボチャスープとビビンバで早くも一杯!完全な作戦ミスでした(≧∇≦)
で、謎の生き物;名前は개불ケブル
。
(漢字:螠虫/ゆむし)と言う生き物でナマコの仲間らしい
と判ったものの、そのまま口に入れて味わうには
男として、抵抗のある代物で、ただ見ているだけでした。
北海道では「ルッツ」、九州ではイイマ×と呼ばれ、今でも食用とされ
韓国語の「ケブル」という名称の由来は、
これ以上は追求しません。味は少し甘みがありコリコリとした食感が非常によく、韓国ではごく一般的な食材だそうです。
初めて訪れた朝鮮半島の都市、ブサン
丘陵地の上に並ぶ住宅地には眩しいくらいの
朝日があたって、六甲、芦屋界隈を彷彿させます。
(11月2日更新)