2008年06月02日

鶴丸よ永遠に!

1960年に登場した日本航空のシンボルマーク
通称「鶴丸」が半世紀にわたる役割を終え、
5月いっぱいで日本の、そして世界の空から
その姿を消しました。

IMGP4841.JPG

惜別の思いを込め、ニュースの原稿用紙に
赤のサインペンで描いたのがこのイラストです。
(J-WAVEさん、ご免なさい!)

同じ鶴丸でも初期のデザインと比べ微妙な変化が
あるようで、新しいものはJALのAの部分の横線が
無くなっています。

IMGP4846.JPG

ちなみに、これは20年程前に作ったクラシックジャンボの
プラモです。
今の鶴丸に比べて少し大きくなっています。

このマークが登場した頃、旅客機はプロペラ機の時代から
本格的なジェット機の時代へと移り変わって行きます。

鶴丸が登場した1960年、パンナムのボーイング707が
初就航、少し遅れて日本航空が採用したダグラスDC8が
就航しました。

この当時は、まだ旧タイプのデザインが施されており、
羽田にやってきたDC8の尾翼のデザインは、
濃紺の横縞の5本線に日の丸をあしらったものでした。

日本航空は、この横縞デザインで国際線への足掛かりを作り、
鶴丸で世界のビッグエアラインに成長しました。

しかし、日本エアシステムとの統合後は、新たな
デザインの元に国際競争に勝ち残るための一体化が急務、
鶴丸はそうした流れの中で消え去る運命にありました。

古くからある日本の紋章を参考にデザインされたと言われる
「鶴丸」は、大空からその姿を消しても、
日本の商業デザイン史に残る傑作として
いつまでも人々の記憶にとどまることでしょう。

| 12:00 | コメント(3) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、お疲れさまです。
そうですか、田中さん、鶴丸がなくなってしまうのですね・・・
自分は、田中さんのこの記事で知りました。
飛行機に乗った事がない自分も、鶴丸は知っていますが、それもそのはず、自分生まれる5年前からあったのですね・・・(自分にとって、あって当然!!の感覚です)
田中さん、同じ干支の子年に始まり、子年に終わるのも運命かもしれないですね

投稿者 ちなみん : 2008年6月 2日 11:49

小さい頃初めて飛行機を間近に見たとき、鶴のマークに感動した覚えがあります。かっこいー!!と興奮しました。大人になってみても、日本らしく洗練されていて優雅なマークですよね。なくなってしまうのは寂しいです。

投稿者 とまる : 2008年6月 2日 22:00

田中さんこんにちは。
年がばれちゃいますが...
鶴丸マークは1960年登場だったのですか。私が生まれた年です。私もこのマークとても好きです。日の丸と鶴をデザインして、すぐに日本の飛行機だとわかる傑作ですよね。なくなっちゃったのは残念だなー。何か特別機に残してくれないですかねー。
ところで、最初に田中さんのブログの鶴丸を見たとき、飛行機の尾翼をアップした写真だと思いましたよ。手書きだったとは!今更ながらとてもお上手+田中さんの鶴丸への思い入れが感じられます。

投稿者 のび太@さいたま : 2008年6月 3日 07:54

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