2024年01月05日
世知辛いおせち
ここ数年毎年おせちを宅配で届けてもらう様になった。
今年もそう
だけど年々感じていたことが今年は輪をかけて顕在化
とにかくパッケージが小さいンダ!
おせちと言うものは本来はお三度の手間を省くための保存食&手抜き料理で、なにかにつけてオメデタイ具材を揃え、豪華さを見せかけた伝統的な「盛ってある」食べ物の様だ。
だから盛ってある通販のおせちは御節界の王道をゆくものといっていい。
それは良いとして問題はウェブで見せられる写真のサイズなのだ。
購入時は写真1枚見ただけでしかもその写真には一緒にセブンスターもハイライトも映り込んでいない。
つまり写真で見たものはその形や内容から勝手に我々がサイズを想像しているに過ぎない。
実物が届いて小さいと不満を感じるのは空想上の写真から導き出した食品サンプルとの比較上であって、写真の縮尺を勝手に解釈する側が悪い。
と言うのは売る側の理屈で消費者は海老や昆布の大きさを勝手に定義づけして対象のサイズを決め込んでいるだけなのだ。
蓋を開けた途端、ナンダこれはと叫びたくなってしまうのは今年の正月も同様だった
おせちに限らずクリスマスケーキの容姿にも過大な期待を寄せる人達がいる。崩れたケーキでも胃の中に収まった時点では差がなくなる。デコレーションを楽しみたいと言うならお店から自分で
大切に盛って帰れば良い。
ネットショッピングが横行するなか、写真一枚を鵜呑みにして買った後からクレームをつけるやり方はいかがなものかとと考えてしまうのだ