2024年01月18日

metro丸の内線が70年

戦後初の地下鉄開業とめいうたれた丸の内線も70周年
銀座や東京駅を経由して新宿と池袋の二大ターミナルを結ぶ基幹路線です。
パンタグラフを持たない第三軌条は銀座線と同じ、赤坂見附駅でホームの反対側へ乗り換え自由なのもこの二つの路線ならではの特徴でしょう。
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NYの地下鉄に倣って天井高の低い車体をオープンカットと呼ばれる開削方法で作られたのが銀座線。青山通りや昭和通りを掘り下げて地下鉄設備の上に蓋をするのがオープンカット

一方国会議事堂駅から赤坂見附に向かう丸の内線はモグラの様にトンネルをくり抜いて進むシールド工法。
おまけに営業路線に地上駅もあって地下鉄からでも花見が楽しめる。

こんなユニークな存在だった地下鉄もはや70周年!
独特のサインカーブと呼ばれるサイドの銀メッキモールも新型車両にデザイン・アイコンとして生きながらえている。
当時の丸の内線車両はパンタグラフを装備した上で過去に銚子電鉄やアルゼンチンの首都ブエノスアイレス地下鉄B線用でも活躍した働き者なんです。
(一部の車両は20年のお務め後にほんに里帰りしてきた稀有な例となりました)

ひびやせん以降の地下鉄は私鉄や国鉄との相互乗り入れのためのパンタグラフ装備が標準となり、銀座線や丸の内線のような小柄な車両のデビューは無くなりましたが、これらの路線ではまだ、新製車両が生まれていて次の世代ではどんな新造車両が登場するか楽しみです。

| 12:06 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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