2024年01月27日

honda、toyotaの生きる道

ホンダとGMが 年内に日本とアメリカで発売する予定の燃料電池システムを搭載したSUVタイプの「CR―V」の燃料電池車モデルを用意しています。


ミシガン州デトロイト近郊ブラウンズタウンにある合弁会社FCSMのGMの既存バッテリーパック生産工場内に設置されたる次世代燃料電池システラインで生産されるのは、腐食耐性の高い材料の適用などで耐久性を従来比で2倍に向上させたほか、耐低温性も向上したアップデート版で何より嬉しいのはコストを大幅に下げたこと。
ライバルのメルセデスバッテリーSUVと比較検討できる500〜600万円クラスの登場も期待できるので
水素カー普及の大きな試金石になるか?

水素を巡ってはトヨタがもっとも開発に力を入れていてまもなくクラウンの水素カーも登場の見込みとされます。レース場では同じ水素タンクでガソリン用エンジンを回すカローラの実証試験が続いており、市販化されればこれも大幅なコストダウンが期待できます。

ところでグループ内にダイハツを擁するトヨタはマツダやスバルと提携するほか軽のトップメーカーであら鈴木との関係も深めつつあります。
こうなると大トヨタ連合と対峙するのは日産三菱ルノーグループと国内に提携先を持たないホンダの三大グループに集約されそうです。

水素に関してはトヨタとホンダだけが市販車を生産、ホンダは大GMとタグを組んで北米市場を睨んでいます。開発で遅れをとる巨人GMの懐に手を入れれば北米市場での大きな利益も現実のものになるかも?40年前いち早く北米でアコードを生産してみせたホンダならではの生き方です。

バッテリーEVばかりが注目を浴びる今、水素のこれからにも大きく期待が持てそうです♪

| 10:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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