2023年12月21日

z33

我が家のコレクションに新たに加わったのは何台目かのフェアレディZ
で、SR311以来ロールバーのないフル・オープンボディのZ33世代です。

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フェアレディの歴史も90周年を迎える日産で随一のものとなり、今も新型が世界中で注目を集めていますがスタート時点ではオープン1種類だけでした。
北米でも人気だったこの英国流スポーツカーを屋根の開かないクローズド・ボディに大変革したのが初代のZ=S30系でした。
やはり北米で人気だったジャガーEタイプに倣ったロングノーズのGT路線は大ヒット。初代だけで70万台をセールスする文字通りのドル箱となり、日産のみならず日本車の対米輸出の代表選手となったのでした。

オープンボディのフェアレディ2000は1970年で生産終了。以来フェアレディはずっとクーペボディのスポーツカーでした・・・・が二代目Z=280ZX(S130)の世代になると左右前席のガラス・ルーフを着脱できるTバールーフが人気を博します。
左右ともガラス部分を取り払った屋根にはセンターに細い骨格ルーフが残るのみで、実質的タルガトップのような開放感を味わうことができました。

長く北米で愛されたフェアレディZでしたが、90年代の末ごろにはずいぶん重く大きくなった上に北米で2ドア車の保険料が急騰したあおりを受けて一旦生産を終了します。
もちろん、何十万といるフェアレディ・ファンが黙っているわけがありません!

メーカーに先んじてプロトタイプを発表してしまう熱の入れよう!メーカーも折れたのか?それとも元オーナーだった当時の社長の琴線に触れたのか?
Zは6代目Z33として復活します。
ただ、人気だったTバールーフは見当たりません。そして、この33型にして1970年以来となる、ロールバーのないオープンボディが登場したのです。(先代Z32にも一時存在したソフトトップにはロールバーが残っていました)

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のちにZ34やRZ34型にモデルチェンジした際もオープンボディの追加はなかったので、今のところこれが最新のロードスターということに・・・・・?
あるいはオープン復活を望む声が再燃して、とかASCのような業者が独自にオープンボディを架装したりとか・・・・・

| 17:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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