2023年07月17日

300SL

石原裕次郎と言う稀代の大スターが逝って(1987年/昭和62年7月17日)もう随分時間が経ちました。
今日の様に暑い日の続く日に飛び込んで来た訃報にワイドショーも連日大きく報道・・・・

でも若い日の人気を知らない私にとって七曲署のボスが大スターだった何よりの証はメルセデス300SLを新車当時から所有する日本でも数少ないオーナーである事。
300SLも今もって稀代の名車です。ガルウィングの個性的な出立ちは後継のどの世代よりもSLの名を知らしめるのに効果的でした。

まさに映画界における石原裕次郎そのもの。活躍の時期も昭和30年代初頭と旧ミッレミリアの全盛期に重なります。
あの頃、日活映画の大黒柱として映画館をファンで満杯にしたカリスマ性は言わずもがな。独立してプロダクションを創設し映画制作や俳優育成にも尽力するなど、ライバル俳優達よりズバ抜けた足跡が残されています。
話題となった大作映画、黒部の太陽や太平洋ひとりぼっちなどの名作は今見てもその迫力や演技、映画にかける情熱に圧倒されるものです。
私はその片鱗しか観ていませんが、改めてその影響力の大きさと早過ぎる死が惜しまれます。

動画配信全盛の今の時代を見たら、彼ならどんなコンテンツを作っていたのか?
あるいはトムクルーズみたいに映画館に集まる観客のために命懸けで粉骨砕身していたのか?

俳優組合のストで日本でのプロモーションがキャンセルになったミッションインポッシブル最新作
バイクやfiat500で走り回る渾身のアクション・シーンが今から楽しみです。

| 11:53 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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