2023年05月08日

BYDに乗ってみた

今注目の電気自動車の一台が中国から上陸してきた侵攻メーカー、じゃない新興企業のBYD(比亜迪)
フジボウの下着ブランドじゃありません。build your dreamという会社名でトランク・リッドにそう書かれています
このところ電気自動車のブランドとして急に認知度が上がってきた中国のバッテリーメーカー、なのでガソリン車は造っていません。

このほど、日本市場に上陸というので百聞は一見にしかず、実際に試乗してきました。
写真で見るよりも立体的なプレスラインはメルセデスAクラスを思わせるもの。Cピラーに鱗のような模様があるのはドラゴンをモチーフにしたものだとか。

もっと驚くのはインテリアの独特な雰囲気。他社にはみられないデザインはマネが得意だった国の産物とはにわかに信じがたいもので、案の定デザイナーはメルセデスから引き抜かれたのだとか。
一番感心したのはドアのポケット部にあしらわれたギターの弦!
スピーカー部から三本伸びたストリングは元々、カップや雑誌などを置いたときのガード役。

Cimg4350

試しに三本を下から順番に弾いてみると・・・・
ド・ミ・ソ🎵と和音になっているじゃありませんか!!
中国の生産技術恐るべし!!

ゴム紐のテンションは一律にセットしても和音を出すには一台づつチューニングが必要なはず。それを見事なまでに和音に調律して送り出しているとは!!!

試しに各ドアにも同様の加飾があるので4枚全部「弾いて」みるとミ・ファ・ソだったり不協和音だったり・・・
どうやら最初のド・ミ・ソは偶然の賜物だったようです。
Cimg4372

レザータッチのシートに座りフレッシュエアの吹き出し口をみると、これまた他にはない造形(ダンベルをモチーフにしたそうな)
計器盤の左右に伸びるセクシーな膨らみは何だろう?と考えていたら「筋肉のイメージです」と耳打ちされた。なるほど中央部が膨らんで筋張った溝が彫ってあるのはまさしく筋肉のイメージ。

思い描いていた中国製家電のイメージはことごとく吹き飛ばされました。
440万円という値段も考えようによっては破格!
東京都で登録する人は110万円のキャッシュバック付き!自動車税。重量税、取得税等の減免も合わせると300万円ちょいとでこのフル装備のEVが愛車に出来るのです。

これはちょっと驚愕、神奈川のお客さんには申し訳ないけど都民で自宅に200v充電器を用意できる人は検討の価値あり、かもです。

| 15:12 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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