2023年05月22日
Circle of the Sun(シルクドゥソレイユ・アレグリア)
今話題のサーカスアート アレグリアを見て来ました。
お台場のビッグトップを訪れたのは何年ぶり?その間シルクドソレイユに襲いかかったさ様々な出来事を思うとこうして再び彼らの演技を見られることは大変な幸運と言えるでしょう。開演前の雰囲気からして独特の期待感
フレンチともスパニッシュとも違う、どことなくローマ風でもある衣装や音楽がアレグリアと言う独立した世界観を味わわせてくれます。
アコーディオンとチェロの二台だけで奏でるオーケストラ並みの芳醇なシンフォニーも聴き物。
音楽に衣装に、そして目眩く素晴らしいアクロバットシーンの数々 30秒ごとに拍手やウォーとかファーとか歓声が湧き起こり、休憩時間は両の手を休める時間と心得たり!
パフォーマーの女性が皆小柄でスリムな体操選手体型なところがトレーニングの厳しさを物語っています。
前半クライマックス=吹雪のシーンはオフブロードウェイで観たスノウショウを彷彿させます。これは新機軸?後片付けも含め注目です!
十時にクロス配置されたトランポリンを跳ね回る連続スタントは内村航平十連発でも叶わぬすぴーどかん!かつての人気CM「いすゞFFジェミニ」のカー・スタントを思い出します(新作が見たいけれどいすゞは乗用車生産から撤退)
言葉では表現し切れませんが、まさしく見るジェット・コースター
笑わせるマイムの時間も挟んで最後の演目を前に防護用のネットが張り巡らされ、緊張感が漂い始め・・・・・
ライブでしか味わうことのできない迫力の舞台をこうして復活させるまでのスタッフの熱意と努力には改めて惜しみない拍手を贈らずにはいられません!
願わくばこうした言葉のいらないボーダーレスなステージの感動をウクライナの人々も安心して楽しめる日が1日も早く訪れることを願って止みません。