2023年04月25日

あのクルマのexpo2025

大阪関西万博開幕まであと2年
700日ちょっとでくす玉が割れて観客がどっと押し寄せる大阪、埋立地の会場・・・・

パビリオンの入札が思うように行っていないらしのです・・・・
理由には資材価格の上昇や想定外の海外事情、いろいろありますがexpo70の頃を思い出してみると2年前には造成工事から建築準備と慌ただしく工事が進み、1年前にはかなりの建物が姿を現していたものです。

そもそも博覧会の開催は、それ単独ではなく周辺の開発と一体で進められることが多く、例えば神戸市の沖合に展開したポートアイランドの客寄せにポートピア81が開催されて黒字化と大成功を収めたことはよく知られています。(新交通システム;ゆりかもめもこの時デビューしたポートライナーがお手本)
エキスポ70も千里丘陵に造成された巨大な団地群がセットで開発されました。

反面、鈴木元都知事が提案した(東京)都市博のように企画が急遽青嶋都知事の決断でボツになってしまった例があるので全てがうまくゆくとはかぎりません。

今度の万博もその背後には夢洲という大阪版お台場の開発とその上に企画されたIR構想が見透かされています。
至近距離にポートアイランドという成功例があるだけに関西経済界としては何としても成功させたい、の気持ちは強いでしょう。

もう一つ、気になっているのが空飛ぶクルマ!?の実証実験です。
まだ、この電池駆動の有人マルチコプターは日本で誰一人としてライセンス保持者がいません。というかライセンスがまだ未制定ですから無理もなく、2年以内に法制化、ライセンス取得が可能なのかどうか?商業目的の乗客の輸送となればもっとハードルが高く、とても2年で全てが整うようには思えません。
まあ、特区を設定して実証実験の形で運行されるのが精一杯だと思います。

そもそも(空を飛べる)🚗クルマであるならば道交法にマッチして道路上も走行できなければ看板だおれ。予想ではパイロットを載せないリモート、もしくは自動操縦で乗客1人を運ぶサービスのデモンストレーションに終始するのではないかと思っています。
さて、2025年には小型無人機(ドローンを含む)の操縦士免許も航空法の改正により厳格化が予想されています。
今、地方の大豪邸の上空150m以下なら好き勝手に飛ばせるドローンも国家資格をパスしないと反則、罰金もしくは懲役刑すら懸念されます。(飲酒操縦は今でも刑法犯)

夢洲の造成地よりも空のルール作りの方がこの2年で激変するかもしれません。いや変わることでしょう・・・・

| 21:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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