2023年04月28日

埼京線でdrone?

天気のいい春の1日、ドローンを飛ばしに埼玉の練習場へ
なぜ、わざわざ埼京線から川越線まで乗り継いで単線区間の東大宮まで出かけなけねばならぬのか
それは国土交通省が定めた人口集積地域の外側に出る必要があったから・・・
通商DIDと呼ばれる人口密集地都は国勢調査の結果をもとに1平方キロあたりの人口密度が一定以上だと小型無人機の飛行が禁止されてしまうもの。

厳密に言えば国土交通省に申請を提出、許可されたもの以外の飛行は禁止なのである。いはんには罰金も懲役だってありうる。
10両編成の通勤電車が単線区間ですれ違いできると言う全国でも珍しい区間。駅を降りて北へ進むとしばらくして国道16号線の向こうに埼玉栄中学・高校のキャンパス。
そしてさらに北上すると大宮アルディージャの練習グラウンドがある。サッカー場やキャンパスには事欠かない土地なのか?遠くに大宮市街を見渡せるものの付近に高層建築は見当たらない。

バス通をもうすっこし北上すれば小学校とお寺があり、バスを降りてしばらくするとお目当ての練習場
とは言ってもサッカーコートほどの広さもない、グラウンドとはお世辞にも言い難いただの空き地・・・・
一応、電源と簡易トイレがあるものの若い女性を連れてきたら嫌われそうな設備は男だらけの講習には問題なし。
朽ち果てそうな家屋もあるので元の地主だったのだろう。

この場所、一応周囲とは隔絶されて第3者の立ち入りもブロックできそう。なので、お金を払って占有すれば対地高度149mまでの高さで昼間ドローンを合法的に飛ばすことができる。
二千二十三年の今日今の時間はまだ、国家資格がなくても飛ばせるもののドローンの機体には国土交通省から発行された個別の機体番号とID電波を発信する装置が必須。つまり車で言うところのナンバープレートとそれをリモート受信できるシステムなしには違法な飛行となってしまう。

購入した機体の価格はコネ価格で7万円台、これに国交省への申請手続きやら納付金やらが加わってようやく本日の埼京線川越線の電車賃支出と相成るわけです。面倒臭い!
ここまでしても無人航空機をリモート操縦して飛ばしたい、となれば相当な覚悟と時間と根気が必要です。

まあ、上空から撮影した映像を見ればやっぱりここまで来てよかった!と納得できるのではありますが・・・・・

| 11:16 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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