2023年04月19日
chat GPTに聞いてみた・ら?
ここ数日、深層学習モデルを活用して、言語理解能力を持ったAIシステム=チャットGPTをめぐるニュースが相変わらず注目されています
が、一番笑えたのは公明党の山口代表が自身について尋ねたところ
「そのような人は存在しない」
とする答えが返ってきたことでしょう。
或いはピストン西澤さんが自身について尋ねたところ
「1983年生まれの(誤り)AV俳優。2007年にAVデビューし、 多数のAV作品に出演。激しいピストン運動が特徴で女優さんたちにも大人気」だと・・・・・
生年月日枯らして間違えているところは信憑性に欠けるとしてAV女優さんたちにも大人気とか激しい運動や自身の動画チャンネルなど、頷けるところもあるのが笑えます。
いったいなぜこんな現象が起こるのか?
chat GPTはそもそも英語圏で開発され、データベースも英語で構成されたものが多い、と言うのが識者の分析です。
日本の政党リーダーのデータが全くなかったり、同姓か同名の誰かと勘違いしてごちゃ混ぜにされた情報が誤りとされるのもこうした事情を反映しているものと思われます。
じゃあ、逆に意地悪して自分のことをベタ褒めする文献を多数ばら撒いたり、逆に自虐的なネタを英文で目立つところに投げておけばchatGPTが勝手に誤解してくれる・・・・・・
と思いきや、そうは簡単でもなさそうです。
チャット GPTが拠り所にしているのは識者によれば2021年9月以前の情報に限られるとか・・・・
どうする信長?と尋ねても、ウクライナ戦争について尋ねても知らぬ存ぜぬの答えしか期待できないようです。
下ネタや犯罪に直結するようなノウハウなども制限さているようで、予測できるデメリット鬼は一応対応しているようです。
ブラウザーでの閲覧は今のところ不可能で、利用登録には出鱈目で無い電話番号と本人登録が必要ですが、情報漏洩も絶対ないとはいいきれません。
日本語に特化した新しい人口知能が出現すれば、また一悶着ありそうですが、今のところは高等教育の現場を除けばダジャレを連発する変なおじさん的な立場に終始している面もありそうです。