2023年03月05日

RCにもF

レクサスの日比谷ショールームには久々にクーペスタイルの車が展示中
RCFというV8エンジン搭載車です。フードとルーフはカーボン製、リアには本格的なウィングも
これを見て車に詳しくない女子にはどう映るのでしょう?

Img_9539

私には半世紀も昔に登場したクラウンハードトップの姿がダブって見えます。
当時国産車でおしゃれなハードトップボディを採用していたのはまだトヨタ1社のみ。中でも白いクラウンに追加されたハードトップの美しさと豪華さときたら日産も太刀打ちできないキラーコンテンツでした。
以後のクラウンハードトップは人気も下降線、その座をソアラに譲りますがこれがまた大ヒット。80年代のハイソカーブームを牽引しました。
ですが、ソアラも3代目以降は影が薄くなり、こうした2ドアの高級パーソナルカーはメルセデスやBMW、プジョーなどの独壇場となっていました。

レクサスクーペとして命脈を保ったソアラのその後ですがレクサスではSCに、そしてLCにと生まれ変わっています。
さて件のRCですが、後輪駆動のGS無きあとは数少ない後輪駆動セダン、別の見方をすればゼロクラウンの末裔としての貴重なポジションを保っています。日産でいえばスカイラインの立ち位置でしょうか?
そんなRCにV8のFが加えられていたのですから、すぐにでも買いに走りたくなる逸品。早速有楽町のビックカメラ4階おもちゃ売り場へと走りました。

日本で4人が座れる後輪駆動のクーペは本当に少なくなりました。いや前輪駆動を含めてでも、です。
空気抵抗の少ない、流麗なスタイルの2ドアは70年代をピークに市場から消滅、北米での保険料高騰が一因とも考えられています。そんな保険料のことなどモノともしない層にだけ、こうした魅力あるクルマが提供されるのはちょっと妬ましくもありますが・・・
V8の魅力あるサウンドだけをBGMに大阪までノンストップでクルージングできたら・・・・21世紀の忘れ難い思い出に残ることでしょう、きっと!

さて
今週のブリヂストンdrive to the futureは
交通評論家西村直人さんとの西西コンビでお送りする待望の新型プリウスのレポート
さらにはモデルチェンジを遂げたルノーの大人気車種カングーなど注目のクルマが並びます。
是非聞き逃す様な事になりませぬ様!

| 16:48 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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