2022年12月26日

この世界の重大news

さてさあて今年も10大ニュースをまとめる時期になりました。
年末のネタ枯れを埋める常套手段ですね

でも、今年の1位は敢えて論じるまでもなくロシアの蛮行。で異論はないでしょう

そこで国別に見た重大ニュースを並べてみると
・アメリカ 連邦議会襲撃、あるいはインフレ下の高金利と労働力不足
・北朝鮮 個体燃料ロケットの熟成と大陸間弾道弾実験の一応の成功(と見られる)
・イラン ヒジャブ外出問題で拘束女性の死亡をめぐる反体制運動
・日本 安倍首相の暗殺と、噴出した統一教会問題をめぐる政治家と宗教団体の問題
・イギリス エリザベス女王の逝去とジョンソン首相退陣後の政局混乱
・中国 習近平体制異例の3期目とコロナ政策にまつわる白紙革命、政権批判
・韓国 尹新政権発足早々の梨泰院大惨事
・アルゼンチン 36年ぶりのサッカーW杯制覇とメッシ初の栄冠

と、まあこれにロシア、ウクライナを加えると10ベスト、というかワーストなニュースばかりが並びます

一見各国とも別の事象が起こっているかに見えますが・・・・
実は多くの要件で共通点を見出せるのです。

例えば中国の習政権もロシアのプー珍も一人の独裁的な判断がこんな結果に繋がっています。
米連邦議会やイラン、中国で起こった事象もある種ネット時代を象徴するかのような出来事でした。
そこに共通して垣間見えることはたった一人の発言力でした。

ネットがない時代の民主社会は多数決で物事が決まり・少数意見は埋もれるに任せきりでした。
しかし、ネット時代に入ると、時として個の発言が炎上して多数を巻き込む形となり、少数派の意見でも大多数を動かし得る時代になったのです。
逆に、こうした少数の意見すら封殺してしまう体制を作り上げることが独裁政権においては必要不可欠です。

共産主義、社会主義と向き合っていた民主主義社会の根底が覆されるかもしれない・・・そんな不気味な不安が頭をよぎります。
たった一人の蛮行が政権基盤にも大きな影響を与え得る、という実例が日本でも具現化しました。たとえその行為が過ちであったとしても行為そのものは取り消せないのです。

アルゼンチンではメッシと言うたった一人の英雄が国中を興奮させ、幸せな気分に浸らせてくれました。
チャールズ国王の代になり、イギリス国民は新たな誇りを抱くことができるでしょうか?

2023年のニュースは引き続きウクライナの戦況から始まりそうです。
この対立する二つの国の果たしてどちらがどんな決断を迫られるのか?one side game になった場合劣勢に立たされた側はどんな手を打つ余地があるのか?

ラグビーワールドカップの行方もですが、いずれが勝者となり敗者となるか?コロナ禍に打ち勝てる日は訪れるのか?

来年は、もうちょっと明るいニュースで・・・・・埋まるんだろうか???最低でもウクライナには和平をもたらして欲しいものです。

| 23:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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