2022年11月13日
波乱の末にday4WRC
愛知県を中心に世界選手権のかかったWRC世界ラリー選手権が閉幕しました。
土曜日のデイ3では首位が入れ替わり、hyndaiがトップに!そのまま、最終日デイ4でワンツーフィニッシュを飾る大健闘!
火災で遼友の一台を失ったとはいえ見事な奮闘ぶりです。
そして、ヤリスの勝田選手も一つポジションアップして4位から3位表彰台を見事射止めました。
僚友たちは午後の雨天を前にドライタイヤをチョイス、ここが運命の分かれ目になったようです。
ヤリス勢トップの成績での3位表彰台でしたが、本人はトップとのタイム差に納得がゆかない様子。その悔しさが、いつの日か優勝のふた文字の糧となることでしょう。
さて豊田社長も往年の名ラリーストも顔を見せているラリー会場でヤリスGR 4のラリー2仕様がお披露目されました。
世界王者を争うトップカテゴリーに進出するためのステップアップカテゴリーがラリー2
ここで研鑽が積めるよう、幅広い層にクルマを届ける目的で揮発された準ワークス仕様が開発の目的です。
世界一の車両の次は世界に羽ばたく人材も!ヤリスの果たす役割は重大です。
初日のレグ1で地元出身の勝田選手は7番手
並み居る世界の強豪がいかに速すぎるか思い知らされます。
2日目は序盤から大荒れの展開
ヤリスのライバル、ヒョンデi20の一台が火災で消失。他にもクラッシュした車の影響でキャンセルとなったSS(スペシャルステージ)が
早くもサバイバルゲームの様相を呈しています。
そして次なるハプニングは競技中のコースに一般車が侵入するアクシデント!幸い正面衝突は避けられたものの、ステージはキャンセルに
事前に他者のコースアウトで赤旗が出ていたとの情報もありますが真偽の程は現在統括団体のFIAが調査中とのことです
4日間の日程のうち半分を過ぎたところで、TOYOTAの勝田は5番手。表彰台を狙ってもおかしくないポジションです。
そして、ヤリス勢の僚友たちはタイヤ選択を誤り、勝田の一人勝ち?の表彰台ゲット。母国での最高位であり、サファリ以外での初表彰台でもありました。