2022年10月15日
Kcar夕刊一面を飾る
きょうの日経新聞夕刊から
一面を飾っているのは日本の軽トラ。今、海外で中古軽トラが人気だという。規制に適合していないアメリカでは25年経過を機に輸入が認められるので、25年落ち、またはそれ以上の古株が売れているのだそうだ。
とはいっても輸出の実績は日に2台ほど。25年前といえば、まだ前兆が3300ミリ、幅1400ミリの時代なので、来年1998年の軽枠拡大を経た一回り大きな軽トラ中古が出回るようになると、大挙して太平洋を渡ることになるかもしれない・・・・
車体を支える太くて頑丈なフレームを持つ軽トラは酷使に強く,経年も乗用車程気にはならない。何より小さなサイズと低燃費が人気の的だとか。
来年から軽トラの中古価格がどう推移するのか、ちょっと気になるところです。
さて軽トラで気になるのは朝日の夕刊一面
黒ナンバー、つまり営業用途の軽トラ事故が急増している、という問題。交通事故の件数自体はうれしいことに激減しているものの、黒ナンバー軽トラの事故件数は増加傾向にあるという。理由は宅配業務を請け負う個人事業主の起こす事故。実にアンケートに答えた4割が事故経験者だったというデータも。
背景にあるのは過酷な就労条件と、過剰な仕事量。8時から22時まで週6日も働いたら、集中力だって維持できません。このドライバーは半年でやめたそうですが、今も危険な状態で走っている軽トラが稼働中かと思うと、迂闊にポチっと買い物するのをためらってしまいます。
参考までにアメリカで売れ筋はといえば、ホンダのアクティとか、スズキのキャリイとか、いずれも軽トラの老舗です。
が、ホンダアクティの生産はすでに終了しており、ミッドシップ2シーターマニュアルミッションのこのホンダのマシンを手に入れるなら、価格が高騰しないうちを狙ったほうが得策かもしれません・・・・