2022年09月25日
tourism expo
「旅フェア」と呼ばれていたイベントが今ではツーリズムexpoと名前を変えて久々のリアル開催です。
東南アジアの民族舞踏のステージがあったりインドネシアの楽器アンクルンの生のサウンドが聴けたり
・・・・・タイダンスにしてもインドネシアの音楽にしてもどことなく近似性が感じられるのは土地柄だけかと思いきや、実はその昔同じ王国の支配下にあった影響もあるのだとか。道理で、・・・・・納得
いつもながらの催しの中で一風変わったプレゼンテーションに遭遇しました
マレーシアとインドネシアが同居するボルネオ島の北部サバ州に設けられているボルネオ・マレーグマ保護センター、ここにはパンダよりふたまわりも小柄な世界最小のベアーが保護されています。
森林の伐採で生息地が狭められている一因には我々が消費する洗剤や調味料の原材料の乱獲も影響しているので、まんざら無関係な話ではありません、そして最大の天敵は人間。肝のうや爪を得るための密猟や親を無くした子熊の違法なペット化等々・・・絶滅の危機に追いやるのは結局は結局は人間なのです。
ベアーが食べるシロアリは森を侵食し、鋭い爪でこじ開ける樹木の穴は鳥達の格好の棲家に。
さらには土壌を改質するのにも一役買うなど働き者でもあるのです
そんなベアーの保護センターでは14、28日間ボランティアとして施設の手伝いをするツアーも組まれています。可愛いベアーの野生復帰に一役買えるんならお安い御用!トロピカルなビーチの休日にも惹かれますがこんな形でベアーを助けるツーリズムというのも悪くはないですよね!