2022年08月21日

WRC H₂

(WRC)第9戦はベルギーを舞台に開催されました。そう、スパフランコルシャンで開かれるF1グランプリのおひざ元
「イープル・ラリー・ベルギー」はヤリスの連勝ならず・・・・旧型ヤリスとそっくりなヒュンダイが優勝を飾りました。

でも今回の注目はその競技初日でお披露目された、ある水素自動車の存在です。
「GR Yaris H2」
その初走行は19日のSS3。競技車両の走行前でした。
コースの安全性チェックのために「インフォメーションカー」や「000(トリプルゼロ)カー」に続いて、GR Yaris H2が登場・・・・・そうです!ヤリスのボディを纏ってはいますが、室内には水素タンクが。今年スーパー耐久2年目シーズンを戦っている水素カローラがベース車です。
というよりも、そもそも水素カローラのフロント部分はこのGRヤリスと同じもの。GRヤリスのシャーシ後半部分はそもそもカローラスポーツがベースなので、水素版でも、下から覗けばおんなじ車に見える(はず)

そしてドライバーの名前を記したピラーにはカンクネンとそしてモリゾーの名前も!!
ユハ・カンクネンのアドバイスを受けずともぶっつけでスペシャルステージのテストランに赴いたモリゾー選手。スリッピーで狭く変化の激しい路面を無難にこなして「日本で開催されるラリーとその観客を思い描きながら、ヨーロッパで水素自動車がカーボンニュートラルの一員として活躍できることを確信した。燃料電池車MIRAIの動力供給源としての魅力も実証できたし・・・・・」とミライのPRも忘れません。

そもそもヤリスをWRCの舞台に送り出した張本人がモリゾー社長、水素エンジンがそのラリーの魅力を引き継ぐ継承者だとアピールするため,WRCの舞台でも広報活動に力を惜しみません。
楽しみなWRC日本ラウンド、前売り券の発売も始まります!

| 23:08 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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