2022年08月25日

「空飛ぶクルマ」の第1走者はHonda?

大阪万博2025でも実用化が噂されている空飛ぶクルマ・・・・
乗客だけを載せて、遠隔操縦で近距離飛行する、巨大なドローンみたいな機体が想像されます。

航空機メーカーのみならず自動車各社も、IT企業でさえも熱いまなざしを送っているのが、この未知の乗り物。ドローンタクシーとも空飛ぶ車とも俗称がつけられていますが・・・・
実際のところ電動プレーンで操縦者が乗らない航空機に乗客を乗せる二種カテゴリーはまだ法律が存在していない国がほとんどです。

人を載せるとなると、それだけの機体の大きさと動力、それに燃料や電池の搭載が必要です。
ということは最低でも鳥人間コンテストに出るような機体よりはるかに重い、少なくとも大型バイク並の車重は必要かもしれません。

そうなると、その重量を飛ばせるエンジン、ないしはモーターのための液体燃料か電池を載せなければなりません。
大部分のドローンが今使っているリチウム(イオン)ポリマー電池だと、どうしてもパワーに対して重量が重く、航続距離や搭載できる重さに限度が見えてきてしまいます。

そこで、もっと軽量でパワーの出せる動力源は何かといえば、ガソリンエンジン、そしてジェットエンジン。この二つしか存在していません。
例えば今飛んでいるヘリコプターを見てもターボジェットエンジンを積むジェットヘリがほとんどで、わずかにガソリンエンジンのものがあるだけです。ディーゼルエンジン機はありません。

・・・となると、自社でガソリンエンジンを開発、製造してライセンスまで取っているのはわが日本のホンダ、そして川崎重工くらいのものでしょう。イギリスロールスロイスは自動車部門を売り払ってしまい、エンジンはBMW製、北欧サーブも自動車事業はその手を離れています。
しかも製品としての飛行機と自動車を両方カタログに乗せているのは今のところHondaのみ。つまり、エンジン機で考えた場合はホンダの空飛ぶクルマが一番ゴールに近い所を走っていると想像されます。
もちろんトヨタだって開発、検討は進めていることでしょう。でも経験、実績においてホンダが大きなアドバンテージを持っていることは違いないようです。

遠くない将来、ホンダから空飛ぶシビック?あるいはトヨタから空飛ぶミライが発売されたら、真っ先にライセンスを取って飛ばしてみたくなりませんか?
私だったらきっとやるに違いありません!!

| 13:00 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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