2022年05月26日
stepwagon
今年はミニバン当たり年なのかノア/VOXYに続いてホンダの秘蔵っ子、ステップワゴンも刷新全面されています。
特徴的なのは2列目の優遇と3列目の冷遇?
まずホンダお得意のからくりシートはこれまで通り。3列目シートはレバー操作一回のみで簡単に床下収納できてしまいます。スライドドアを開けて外からでも手を伸ばせるか微妙な場所ですが、この操作感は秀逸です。
主役たる2列目シートはというと、前後のロングスライド機能はもちろん、左右にも少しづつスライドできて、センターウォークスルーにすることも、サイドからの3列目乗り込みとすることも可能です。
これで座席と窓との距離を近づけられるので、妙な距離感を感じずとも済みます。反面2列目に3人乗車は完全に諦めたので、7人目の乗客となる人は3列目に押し込まれることになってしまいます。
もちろん人数分のシートベルトもヘッドレストも装備されてはいるものの、何度あるかわからない7人乗車の機会だけは7人目のパッセンジャーに我慢してもあることで上記の快適性を手に入れられるわけです。
先輩格のオデッセイが、初代で大ヒットしたにもかかわらずモデル終了となったのに比べ、ステップワゴンの成功は自動車業界にも大きなマイルストーンとなっています。
確かに、楽しい乗車時間を予感させるシートレイアウトを見れば、お父さんも子供のご機嫌を取らずにはいられなくなるのでしょう。
ルーフをチョップトップにした、N-BOX/のような屋根の低い5ナンバーサイズが出てくれれば、食指を動かされたかもしれません・・・・・・