2022年05月28日

huistenboschの思い出(の車両)

 新緑に溢れ梅雨に入る前の今が本当ならベストシーズン!開業当初のハウステンボスには今や思い出深くなったアイテムが数多くありました。とりわけ開業と同時に生産された園内専用車群は稀有な存在です。

Dsc00496日産系列のオーテックジャパンが受注したクラシカルなタクシー、バスはいずれも1930年代風デザイン。落ち着いた雰囲気は街のムードに溶け込んで、決して華美にならず、違和感の無い仕上がりです。

運河を行き来する船舶も同様のタッチでまとめられており、ここだけにしかない独特の世界観を醸し出していました。

市販車改造バージョンもいくつか存在し、そのうちで最大のヒット商品になったのがスバル・サンバーのディアス・クラッシックでした。でも、そう命名されて商品化されたのは実はのちの事で最初は園内の業務用車として専用に開発された車種でした。 。

P1230083といっても実際はシックなボディカラーに、ブガッティ風のメッキグリルをあつらえただけですが、雰囲気はたっぷり。遠く離れた東京でもよく見かけたばかりか軽自動車各社にもレトロファッションカー人気が飛び火して数匹目のドジョウを数えるに至ります。その流行のファッションの震源地がハウステンボスだった、という訳

ほかにフィガロやエスカルゴの特装車もあったりして、今現存していたとしたらレア物件として急騰間違いなしです。

新築物件が眩しかったハウステンボスも、その後の経営難を乗り越え、自粛期間を経て元気に再開している様子です。願わくばセグウェイ以外の車輛群も刷新されて、街並みを彩ってくれたら・・・・・と心待ちにするこの頃です。

 

| 19:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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