2022年05月01日

GTC4lusso?

あれあれ?フェラーリカレンダーにまたまたFFが登場?

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いえ、2月のはFFの後継車GTC4LussoでFFの後継車でした。
FFが登場した時、フェラーリにもSUVか?と物議をかもしたりもしましたが、どっこいモデル存続しています。4シーターで4輪駆動、荷物もそれなりに積み込める、となればレガシィ・ツーリングワゴンの強敵ではないですか?・・・・・でも、正統派12気筒エンジンをフロントノーズに納めた古典的フェラーリの血筋を引くものです。

プロモーション映像の冒頭にはスキーゲレンデを縦横無尽に走り回るferrari fourの姿が!

あれっ、どことなく日本でヒットしたあの映画の1シーンを思い出すような・・・・・きっと開発陣の脳裏にも強く印象付けられていたに違いありません。

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2月に登場したのはV8搭載車。いえ実際には12気筒も選べる両刀遣いです。(GTC4=lusso)
何よりユニークなのはそのスタイル.シューティング・ブレイクと言うエステート・ワゴン型をしたフェラーリFFの後継車です。しかも4人乗り
子供が2人以下で小さいうちならこれ一台でオールラウンドに使える万能フェラーリです。おまけに確か四駆のはず.スキードライブもこなせるので、もう他のフェラーリは必要無いと言いたいくらい。


シューティングブレイクを気取ったスポーツワゴンは古くはボルボの1800にカローラ・リフトバック、あとはお金持ちが狩猟の足に特注で作らせるアストンマーチンやジャガー等のシューティングブレイクが思い浮かびます。
運転席迄はクーペモデルと同一。リアシートの頭上はたっぷりあってカーゴスペースも十分以上.これに利便性を考えれば初期のサニーカリフォルニアみたいなスポーティーで見た目も損なわない理想的なファミリーカーに仕上がります。

しかし残念な事になかなか多くの支持を得るのが難しく、いずれも短命に終わってしまうのが残念至極
件のLussoもフェラーリにしては短命の四年足らずで廃盤でした。中古市場でも人気が上昇した話は聞いたためしがなく、それこそお買い得フェラーリの筆頭になる可能性充分。フェラーリ欲しいけど家族が...とかホームセンターで山ほど買い物したりスキーに行けないクルマじゃ困る、と言う向きには一度検討してみる価値はある逸品かも知れません。

私だって程度の良いカローラリフトバックやサニーカリフォルニアがあれば真剣に欲しいところですが、何しろ生産終了から40年以上の年代もの。20代のうちに手に入れておくべきだったと考えるのが精一杯です。

| 15:31 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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