2022年05月11日
ipod買ってきた
いま買えるipodはシャッフルでもなくnanoでもなく、ましてやクラシックでもないtouchだけ
それも在庫限りで販売終了だそうな!重宝していたのになあ・・・・
いま使用中の二代目が電池の寿命を迎えたので、いつか新型が出たら買おうと思っていただけにこのニュースはショックです。でも3台目を買う決断は迷わずできました。
iphoneの初期モデルと同時に発売されたipod-touchは、いわば通話できないだけのI-Phoneのようなもの。その代り,Wi-Fi環境は必須です。
メトロの乗ってもヒルズに来ても、スタバを通りかかってもこの条件は満たされており、むしろ海外での方がWi-Fi環境が充実していたことも。なので、I-Phoneでおなじみのアプリはいつもtouchで使っていました。
まあ、歩いておる時には地図以外必要は感じないし、家で使う時にはパケットも料金も気にせず使い放題。こんなに便利なtouchを何故失くしてしまうのか?
いえ、無くなるのではなくみんながI-Phoneしか買わなくなったからなのでしょう。nanoやシャッフルを使う機会もめっきり減りました。
音楽を外に持ち出すデバイスとして歴史に残るマイルストーンはやはりソニーが発売したウォークマンでしょう。録音再生できる小型のプレスマンをステレオ再生専用機にしたのが初代ウォークマン、代を重ねて小型化され、防水モデルが生まれ、海から陸地を眺めながらBGMを聴く芸当も可能にしたものです。
音楽ソースがCDになり,MDになり、カセットテープを再生する機会も機械も減少の一途。
そんな中で産声を上げたのがipodの初代モデルでした。モーターを使わず、半導体にデジタルデータを記録する、新譜は家に居ながらにして手元の機器にダウンロードできる...iモードの着信メロディと並んでダウンロードビジネスの嚆矢でもありました。
それが今ではサブスクリプションで、ストリーミング再生が当たり前。もう、音楽に専用の再生機器は必要としない時代になっていたのです。
と考えると、感慨深いものが‥‥もし,Ipodがなかったらアップルの快進撃もi-phoneの登場も、あるいはなかったかもしれません。
ipod-touchの機能そのものはI-Phoneに梱包されているのでダウンロードビジネスが無くなってしまう訳ではありません。
でも、音楽プレーヤーとしてのipod、いやウォークマンに始まる携帯型音楽再生装置の歴史そのものが終わってしまうようで、ちょっとびっくり、寂しさもほんの少し、な今日のびっくりしたニュースでした。