2022年02月09日
オリンピックのあな
フィギュア・スケートSPを終えた羽生結弦のインタビューが思いの外サバサバしていて、ある種爽やかさを感じました。王者の風格なのか?ああいうキャラクターなのか?致命的なミスだろうとも一笑に付す位の余裕が無ければあれほどの大舞台で重圧に負けず偉業は達成出来ないのかもしれない。
そんな重圧の大きさを感じさせたのが高梨沙羅のインスタ投稿文でした。期待を寄せていた関係者やメダルを逸したチームメイトへの謝罪は決して自らの力不足によるものでは無い事は明白。激励のリプライが殺到していると聞きます。
門外漢の勝手な感想を述べさせてもらえれば、多数持ち込んだスーツの選定と小まめな体の採寸にもっと気を配るべきだった。との問題点はあるにせよ、これら含めてチームの誰もが責任を負う団体競技の難しさなのでしょうか。
リンクに空いた穴といい、抜き打ちの採寸で判明した体のサイズ変化と言い、パーフェクトな演技で競技を終えることの何と難しいことか!
羽生結弦のサバサバした表情からは、これで重圧とは無縁に思いっきりやりたい事にトライ出来る!と言ったリラックスした雰囲気も窺えます。
もう金メダルはウチにあるのだから、人類で最初五輪でに4回転半アクセルを披露した栄誉を勝ち取って欲しいと思います。
半世紀前の女子フィギアで尻餅をつき銅メダルに終わりながらも、笑顔を絶やさず日本中の人々にさわやかな記憶を残したジャネット・リン選手の様に
一方、女子アイスホッケーのスマイルジャパン、名前の通り初めての予選1位通過で我々にスマイルをくれました。ぜひ表彰台の頂点にできるだけ近い場所で、フェイスガードを脱いだスマイルを見せてほしいと願うばかりです。