2021年12月07日

CIMA減少・・・・?

バブル期にあって日本の3ナンバー車市場のけん引役となった日産シーマ
そのあまりの売れ行きにシーマ現象なる流行語も生まれるくらい、上り坂を力強いダッシュでテールをグンと沈みこませてフル加速する姿は懐かしい昭和の風物詩でもありました。

そんなシーマでしたが、2代目にモデルチェンジされる頃にはバブルも萎み、シーマもオーソドックスな4ドアセダンに趣旨替えして、かつての派手さは影を潜めました。初代では13万台近くも売れた、シーマ現象もいつしか見られなくなり、シーマの販売は減少の一途。
結局のところ、レパードとセドリックと横並びのフツーの3ナンバー車になった後、フーガの豪華版としてリニューアルされましたが、販売は下降が続きとうとう廃盤の憂き目に。

街中でもほとんど見かけなくなった30年前の初期型シーマを今でも大切に使い続けている女優の伊藤かずえさん、ですがこれに目をとめた日産スタッフの手により、このほど30年前の工場出荷当時の姿に復元=レストアする作業が完了。お披露目と相成りました。
エンジンやドアを外して元のカラーに全塗装した上シートベルトなどは基準に適合するよう作り直し。どこから見ても新品同様に復元されています。複雑なエアサスペンションのチューニングもテスト済みで万全。

今日は伊藤さんの誕生日、生まれかわって30年前の姿に戻ったシーマの姿はオンラインでも公開され、8日からは銀座で一般公開も予定されています。


...ところでさすがに自分の写真コレクションにも残っていないシーマY31系ですが、同じ骨格を持つ同時代のセドリックセダンの方はタクシー用車として30年も生産が続き、つい数年前まで販売されていました。サイズと形もシーマとは大違いですがフロントのサスペンション機構や前後のシート位置など基本設計は同一.運良くセドリックタクシーに乗れたらそのゆったりした室内スペースはほぼシーマそのものと言っていいでしょう。乗り心地や窓の形は大きく違いますが、同期のモデルがまだまだ街中を走り回っている、昭和の終わりの名品であることを思い起こしてみて下さい。

| 10:26 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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