2021年11月29日

Nissan vision

日産が電気自動車戦略に関して巨額の投資計画を発表しました。
5年後にはEV比率を国内で55%に欧州では75%、中国でも40%にすると言う思い切ったプランです。さらに現在の液体電解質に代わる全固体電池の実用化も明言。実現すればもう航続距離を心配するEVは無くなる事になります。

販売店サイドから眺めていると必ずしも電動化に積極姿勢が見られなかったこの10年だっただけにこれからの数年で大きく流れが変わることになるのかどうか?今の所e-powerで大半を占める電動化は10%・・・・
他方で、ダイハツが発表したロッキーのハイブリッド版に、このシリーズ方式のハイブリッドが採用されていることから、軽自動車のハイブリッド化がひょっとしたら急加速するかも?何しろ燃費は桁外れに良いらしいのだから・・・・

それはともかく経済産業省がEVの購入補助金を2倍以上に増額を発表?倍増が検討されていた経産省の電気自動車など補助金が、令和3年度補正予算案に盛り込まれ、閣議決定。今月末の注文分から適用の見込みだそうです。


自動車の歴史の中では実は何度か電気自動車が多数派を占めた時代があります。ガソリンエンジンの黎明期、まだクランク棒で右に回さないとエンジンが掛からなかった時代.そして戦後の物資統制下の日本でガソリンが思うように買えなかった時代。
東京の郊外で自動車作りを始めたたま自動車の売れ筋は鉛バッテリーを積んだ電気自動車でした。このたま自動車も加わって中島飛行機の流れを汲んだのがプリンス自動車.初代GTーRの実質的な生みの親です。今は日産に取り込まれ、生え抜きの元プリンス社員もいなくなりましたが、そのDNAを唯一受け継ぐのが今の日産という事になります。

プレゼンテーションで発表された3台のイメージスケッチはオープンボディの2シーターにピックアップトラック、そしてテラノやパスファインダーばりのSUV.これは即ち北米市場の売れ筋3種です。どれが欲しいか?と問われると悩みますが売れるのは間違いなく次世代datsunピックアップ🛻0E20でしょうか?これは個人的な勝手に名付けたネーミングですが、620やB120も敵わない魅力的な商品であって欲しいと願うばかりです。

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| 11:38 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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