2021年09月11日
20th annual
21度目の911の朝を迎えたマンハッタン島はあの日のように綺麗な朝日を浴びて一日が始まりました。
ブルックリンブリッジに当たる朝日は橋脚の影をくっきりとビルの壁に投影しています。
もしあの日が来なかったら、今頃ツインタワーも朝日を浴びていたのでしょうか?
それにしても解せないのは犯行の動機です。標的となったのが経済の象徴ツインタワーと軍事の中枢ペンタゴンだったことはアメリカという国家が攻撃目標そのものだったことを窺わせます。
では何故アメリカに宣戦布告する必要があったのか?
攻撃の首謀者と目されるアルカイダはそれを擁護したタリバンもろとも反撃の標的となりアフガニスタンが戦火に包まれました。
ビンラディンもアメリカの望む通りの結果を迎えたもののテロの脅威は本当に排除出来たと言えるのか?
攻撃の本当の目的を語れる人物を消してしまった今となってはそれも分からずじまいです。
911テロを未然に防ぐ手立ては無かったのでしょうか?
ツインタワーや4機の旅客機と奪われた幾多の命は何故失われたのか?
まだまだ釈然としないまま20年目のあの時刻を間もなく迎えます。