2021年08月21日
雨中のスタート
ほぼ2ヶ月遅れで始まって今年のルマン24時間耐久レース
オンボード中継には濡れた路面と連続運転するワイパーが!
レースは日本時間の午後11時を過ぎてもペースカーラップが2周続き各車タイヤが冷えないようにウォルビングを繰り返すなど苦心している模様
10分程経過したところでようやくレーシングスピードに
熱戦の火蓋が切られた!と思う間もなく前列からスタートしたはずのトヨタ gazooGR010 8号車が突如スピン!!!
どうやら後続の追突を食らったらしく戦列に復帰も、すぐさまコースサイドにストップしてしまいました。音で聞く限りどうやらエンジン回転がしっかり上がり切っていないかのよう。電気系のトラブルなのか燃焼系なのかはわかりません。
レースはたった今始まったばかりというのに波乱の幕開け
一体明日のゴール迄にどんなドラマが待ち受けているにでしょう?
スタートから2時間が経過する頃、二台のトヨタ勢は順調に周回を重ねている模様で一安心。雨も上がって路面もドライコンディションの様です。夏至に比べてナイトランの時間が増えるこの季節、こちらの夜明け前にも陽が落ちそうです。
スタート5時間もすると夕闇に加えて雨粒が視界を遮る様にもなりました。度々ローカルコーションの規制が掛かる中では、神経を使うドライビングが続きそうです。
am5:30(日本時間)いよいよ8号車に中嶋一貴が搭乗
ナイトランに向けて出発です!テルトルルージュの向こうにはまあるい大きな月も顔を見せています!
日本時間am11:00を過ぎてレースは半分を消化してトヨタ勢がワンツーを維持しています。夜が明けるのはあちらの時間で朝7時。漆黒の闇の中を時計の秒針の如く正確に距離計の数字を増やしていきます。まあるいお月さんはミュルサンヌのコーナーで一瞬顔を見せるだけ。西の空に沈めば代わりに陽が昇って来るはずです。