2021年08月25日
ℹ︎ー新聞記者
今日からjamーtheーworld、upーcloseのスーパーバイザーとして登場する、東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者、そのバイタリティあふれる取材ぶりはちょっと前なら管官房長官(当時)とのやりとりがすぐに思い浮かびます。 他方で沖縄の辺野古埋め立て問題にも精力的に取り組み、その行動力、機動力は彼女を描いた映画「iー新聞記者」でもわかる通り、映画館のスクリーンをも飾れる宝塚の主役級・美しさ,かっこよさを兼ね備えてもいます。
聞きたいことは何度でも質問する。外国人記者からすればごくあたり前のこの社会部女性記者の行動が、何故かこの国の政治記者が集まる記者クラブという異空間では異端の目で見られます。
紙面を賑わせた官房長官の質問無視問題を含め、当事者の萩原記者の側から見つめたドキュメンタリー映画「iー新聞記者ドキュメント」は、彼女の沖縄出張・密着取材から始まります。
重たそうなキャリーケース2つを引きずり、夜まで取材先を駆け回る。タクシー車内では電話で娘に買って帰るお土産の約束、昼食は深夜帰宅した夫のお手製妻愛弁当。
テンポよく編集され、次々と取材先を巡る森達也監督のカメラはどうしても総理官邸の官房長官会見場に入れない。監督に過去三ヶ月内の記事出稿と掲載の実績がない為入構証が下りないからだ。
それでも総理官邸前で警備する警官と押し問答を続ける監督。ここはあのマイケルムーア作品を思い出すタッチ!^_^
彼女の行動を通して、この国の政権がニュース報道の裏側で一体何を目論んでいるのか?それを正確に伝える事がメディアに出来ているのか?この作品は力強く訴えかけています。
参院選の夏が到来し、ロングブーツにタイトなパンツ姿だった彼女もノースリーブのワンピースに衣替え、しかしドラマは120分が経っても、まだまだ続きます。
その声からは連想もつかないかもしれませんが、彼女のパッション、取材力の片鱗は今日初回の番組でも遺憾無く発揮されているようです。
取り上げているのは名古屋の入管施設で非業の死を遂げたスリランカ女性の問題。実は交際相手からのDV被害を受けていたことも明らかにされるなどその実態に深く切り込んでいきます。入管職員が吐いた酷いセリフの数々までも、詳しくは音声サービス、スピナーのホームページからリンクを辿って、無料登録サイトにご記入、登録の上お楽しみください。平日午後3時に最新ファイルが公開されます。
望月記者、次の登板は?
今から待ち遠しい水曜日、ひとつどうでしょう・・・・