2021年07月29日
バサロ長官
五輪の水泳もたけなわ
ですが、昭和で最後の1988ソウル五輪競泳で話題をさらったのが鈴木大地選手、背泳ぎで金メダルを獲得しました。当時はシンクロナイズドスイミングの小谷実可子と並んで水泳界の超人気者に!
その優勝の大きな武器はバサロスタート!水面下を仰向けの姿勢のまま他のどの選手よりも長く遠くまで浮上する迄の間両足を揃えたバタフライ並みのキックで大きくレースをリードし、それから浮上、呼吸を始めるという裏ワザでした。
のちにバサロは一定の距離制限が設けられ、反則すれば失格の対象になってしまいましたが、競泳陣の引っ張り役どころかスポーツ庁長官にまで出世した昭和最後のヒーローです。
この四年後14歳だった岩崎恭子が平泳ぎで金メダルを手中にし,今まで生きてきた中で1番幸せ!との歴史的名文句を残し,北島康介のチョー気持ちいいの一言が今に至る競泳ブームを後押ししています。
競泳も残すところ数種目,今回は歴史に残る名文句が飛び出すでしょうか?