2021年05月29日
秋田、竿灯まつり中止
東北の夏祭りといえばねぶたに竿灯、花笠音頭と決まっています。が、そのうち秋田の人気イベント、竿灯まつりが今年も去年に続いて中止とされました。開催時期は国際的なスポーツの祭典とまったく同じ8月上旬。当初は不特定多数の集まる大通りでの開催を三箇所のスタジアム等に変更し完全予約制で行おうと計画されていたものが、結局このタイミングで全面中止となったもの。
青森のねぶたも同様に不特定多数が大通りにあふれる市民参加のお祭り。その動向が注目されますが、きょう時点では八月上旬の開催を目指しているようです。が、市民参加のチャンスはなさそうで、登録された関係者のみが参加できるイベントが計画されています。未だ非常事態宣言が解けない東京で開催される大規模なお祭り、チケットを入手できなかった私には元々観戦のチャンスはありませんが、東北の夏祭りは万人に開かれたオープンな開催がモットーでした。ねぶたが始まると地元で浴衣と赤いお腰を購入し身頃を糸で縫いつけた上で汗だくになって跳ね回りました。(そうしないと女子は大変なことになる・・・)
竿灯祭りも見ているだけでなく、実際にあの大きな重い竿灯を手に持たせてもらい、その度肝を抜いたテクニックに畏怖の念を抱きました。そんな参加する楽しみのない夏祭りなんて・・・・開催だけでも楽しみにしていた人は多かったことでしょう。ねぶたは中止に伴う経済的損失があまりに大きすぎて中止の判断は難しそうですが、ハネトたちがエネルギッシュに跳ね回る姿は拝めそうにありません。
夏休みの予約もそろそろ気になる時期ですが、結局のところ緊急事態下でモニター前に根を生やす生活も半分くらいは覚悟しないといけないかもしれません・・・・・・