2021年04月03日
みーんなほんなごと
小松政夫さんが亡くなって一年以上、お笑い界の帝王といってもいい小松親分の生い立ちから昭和の芸能史、出身地博多への想いをふんだんに詰めた一冊がこの本です。
月刊はかたというタウン誌に連載されたものを一冊にまとめたものですが、文字通り笑いあり涙あり、芸能界の超ベテランだからこそのエピソードが満載。その端々には師であり父がわりでもあった巨匠植木等さんへの思慕が見え隠れします。
読み進めているとあの淀川長治さんのモノマネが耳の奥で鳴り響いている様な
昔懐かしい音楽バラエティ番組シャボン玉ホリデーなんて40代以下の人にはチンプンカンプンかもしれません。でも知っているならきっとこの本の虜になる事は目次だけをとっても一目瞭然でしょう!