2021年04月30日
S?R?それとも D?
電気自動車に本腰を入れたホンダ、EVでもやっぱりタイプRは出るんだろうか?と思っていたら、やはり・・・・
恐らくは,オートサロンでお披露目の予定であっただろう,HONDA-eの過激なバージョンが存在しました。コースを周回するレースではなく,1/4マイルの短い直線で加速タイムを競うドラッグ・レースに出るとしたら・・・・という想定のクルマ
e-dragというEVに限定したドラッグレースなんて聞いたこともありませんが、可能性としては充分!航続距離もピットストップも関係なし。僅か数秒で勝敗が決するわかりやすいレースで、アメリカでは昔から大人気。二台車がそろえば簡単に勝負できる所から、映画アメリカン・グラフィティやハービー Fully Loadedほか数多くのアメリカ映画にもそんなシーンが登場します。
全米ではNHRAという統括組織があって、年間シリーズ戦で争われるドラッグ・レースイベントには毎回全米から沢山の観客が訪れる他、参加者もノーマルクラスからトップフューエルクラスまで数多くのエントラントたちが週末を楽しんでいます。
日本では馴染みのない競技ですが,その轟音たるやF1を数倍上回る凄まじいもので,アメリカのように専用の競技場を僅かしか持たない日本ではあまり根付いていません。でも、e-dragならば恐らくタイヤのスキール音が一瞬響くだけ。あとは400mの直線路とランオフエリアがあればすぐにでも競技スタートです。
本当にe-dragが人気のモータースポーツに成長するかはわかりませんが,きっとアメリカでは誰かが音頭をとり始めていることでしょう。参考までに最高位のトップフューエルクラスなら400mを3秒台後半、市販車の形をしたプロストックのクラスでも6秒台後半という、とてつもないタイムで400m先のフィニッシュラインを通過します。NHRAもEVカテゴリーは検討している模様で、既に7秒台をたたき出すモンスターも存在するとか・・・・
ホンダがはやくからこのカテゴリーに注力するとなれば、新たなモータレーシングの勢力図書き換えに繋がるかも??
実戦デビューの暁にはどんなイニシャルが奢られるのでしょう?
HONDA-eR か?ER(救命救急)は、はて?
HONDA-eD はオトコとしてちょっとなあ
HOTROD-e だったらいいかもしれない‥‥どうですか?