2020年12月23日
イブの夜にだけは・・
イブの晩に見るピッタリな映画は無いものか?そういえば・・・
まさしく12月24日午後の東京が舞台の映画がサイレント・トーキョーです!
筋書きはともかくとして冒頭から美味しいプレゼント探しに没頭する石田ひかりが登場するとあって、いやが応にも惹き込まれてしまいます。いえ(爆弾騒ぎに)巻き込まれるのは彼女の方で,でもラストシーンまでラブシーンは出てきません。それどころか西島秀俊も冷たい視線と拳銃を向けてくるだけです!
今回は恵比寿、渋谷と連続して爆弾テロが発生する訳ですが、(そういえば彼女、前の映画「マチネの終わりに」では危うく爆弾テロに遭遇する一歩手前で難を逃れた役どころでした) あのスクランブル交差点にいつのまにあれだけのエキストラと機動隊車両を動員して撮影したのだろう?そんな疑問も無理ないかも知れません。
関東の某所に実寸大の交差点ロケセットを組んで撮影された雑踏シーンはこの映画の見どころの1つでしょう。でも何より今後数十カ月はこれだけの大人数の撮影はまず難しいでしょう。本作の様な作品もしばらくはアニメーションか活字でないと表現できないかも。
それよりも犯人探しに奔走する西島秀俊刑事と勝地涼のコンビは真犯人にたどり着けるのか?そもそも主犯は一体誰で目的は何なのか?
佐藤浩市が出演するので警察車両にもシルバーのマークXが一台、・・でも彼は青いボルボのハンドルを握ります。あれ?、ヒントになっちゃったかな?
答えは超難解です。おまけに最後の結末も予測不能!我こそはというミステリーファンの方には挑戦しがいがあるでしょう、でもクリスマスを2人でお過ごしなら、見るのはやめておきましょう。何となく煮え切らない気持ちに苛まれるかもしれないからです。
ボッチで過ごす広瀬アリスのファンだったら見どころいっぱいかも知れません。何せ彼女も重要なカギを握る存在ですから。