2020年09月25日
BRT
東京の臨海地区と新橋などの都心を結ぶBus Rapid Transit(バス高速輸送システム)=BRTが10月から運用されます。
BRTといっても、三陸の津波被害を受けたJR大船渡線などでは線路の廃線跡の軌道をバス専用に舗装して利用するものが有名ですが、東京のBRTは専用レーンを設けた一般車道で、通過する信号が常に青になるよう制御する、映画タクシーのようなシステム。
小池知事がきょう試乗した車両は大型の連接バス。千葉。幕張や神奈川・藤沢に続いて都心にも本格導入される大型車両です。
新橋~晴海間を10分で結べるほか、虎ノ門ヒルズから国際展示場駅まで直通し、時間も大幅に短縮できそうです。今までだとビッグサイトからは門前仲町とか、知らない下町に直行するバスしかなかったので朗報に違いありません。
豊洲の市場から国際展示場まではゆりかもめと同一ルートなので、いっそゆりかもめの軌道を使わせてもらえば渋滞しらずの見晴らしの良いドライブが楽しめっると思うんだけど・・・・
(写真はNY14丁目の大通りで運航中の連接バス)
本当ならオリンピックに間に合わせるはずだったこの企画、コロナのせいで計画が遅れ本格運用は2022年からとのこと。そのころにはモーターサイクルショーもビックサイトで開催されていることを祈りたいと思います。