2020年09月28日
Auto China (2020)
ニュースでも報じられた通り北京モーターショーが開幕しています。急遽中止になった3月のジュネーブショー以来久々の大型モーターショーの開催で注目を浴びています。
そもそも中国ではすでに10年以上も前から都市部でガソリン・エンジンの二輪車を見つけることは至難の業でした。通勤の足に使われている二輪車の大部分は電動化済み、パッソルみたいな電動アシストもあれば、フルEVのスクーターもあり多種多様です。おそらく大都市でこれだけ二輪車のゼロエミッション化が進んでいる国は他には例を見ないでしょう!
市中のコンセントが200Vなので充電時間も短くて済む為か、街中でしばしば充電中のバイクも目にします。北京などは世界でも有数の大気汚染に悩まされている場所ゆえに、無煙化に力を入れる行政の後押しもひとしおです。
この波が四輪車にも波及するか否か?
まだまだ中国のモータリゼーションは富裕層が中心なので、大衆にクルマが行き渡る頃には、どんなパワーユニットが覇権を握るのか見どころです。高額なEVを購入できる富裕層を牽引役に中国が今後EV先進国になる可能性がは充分高く、国内では新規の自動車メーカーが雨後のタケノコの様に現れているのも頷けます。
表舞台から消えた老舗ブランドが中国資本で息を吹き返した例もあってMGやサーブの他にも続出するかも?
TVの「充電させて貰えませんか」、に登場する電動ヴィーノも実は台湾で生産されている輸入車なのを視聴者はご存知かな?