2020年08月01日
オートモビルカウンシル2020
五輪のために、当初は4月に前倒し、しながらも結局4月がダメになって結果、8月の開催となったのが今年のオートモビル・カウンシル。ひっさびさの大型自動車イベントです。
密になってたら即刻引き返す覚悟でいざ出陣!(大丈夫でしたよ)
今年で100年になるマツダのマイルストーンの一台がボンゴトラックです。同じ顔のワンボックスバンがあって、エンジンは後ろ、運転席は前のバランスのとれた重量配分が魅力でした。
そのボンネットを持たぬシンプルな造形はボンゴ型という呼び名でワンボックスを一括りにするくらい有名だったものです。テレビニュースの記者も80年代まではワンボックスのクルマをボンゴ型と記事に書き込んでいる人がいたくらい、歴代ボンゴと比べても初代の美しさが際立ちます。
リアエンジンのトラックは他にスバル、サンバーがありましたがサンバー型という呼び方はありません。やっぱりボンゴです。直列4気筒エンジンを後輪後ろに積むやり方はルノーや日野コンテッサと同じ、でも追随するライバルは現れませんでした。畳を平らに置けない荷台はそれなりに広いけれども荷物を選ぶ。結局ボンゴの二代目はフツーにエンジンを座席の下に置いて真っ平らな荷台を獲得したのでした。
会場内にはもう1つレアな物件、バモスホンダの4人乗り幌トラックのクローズ状態も 展示してあります。
ドア開閉はファスナー、開けっ放しでもドアの張り出しを気にせず、スーパーのパーキングで涼んで見るのも一興かも。