2020年07月01日
2020
2020年代も最初の六カ月が過ぎました。残すところ95%、のこれからの時代がどう変化してゆくのか・・この数か月間は実に示唆的な、特別な数カ月だったといえるのではないでしょうか?
世界的な景気後退は何度か経験済みだとして、人々の往来がこれほどまでに制限された時代がこれまであったでしょうか?
そして、個人経営をはじめ、文化・芸術の分野でも夢をあきらめざるを得なかった人がこんなにもたくさん、生まれた時代というのを他に知りません。
70年代が始まったころや、90年代が始まったころ、いずれも将来に向けての何らかの明るい希望や夢が見え隠れしていました。あの頃2020年という未来がこんな悲惨な幕開けになるとは予想だにしなかった・・・・・
では、これからの20年代に明るい兆しは見つけられるのでしょうか???
絶滅寸前にまで追い込まれた航空需要、回復への道のりは長いのか短いのか、想像すらつきません。
あのシルクドソレイユでさえも経営が成り立たなくなるという、これは文化の喪失といっていい緊急事態です。
大量高速輸送によって支えられてきた人と人が会う、というコミュニケーションが5G時代の到来とともにわざわざ会いに行かずとも、用事がすんじゃう大量情報データ時代に移り変わろうとしています。
地球温暖化という側面から見れば人の移動に伴う化石燃料の消費が著しく抑えられ、ひょっとして温暖化に警鐘を鳴らすための神の啓示が今回のウィルスだった、と歴史教科書に載るかもしれません。
石油メジャーの重鎮たちも中東の高級車ユーザーも、これからの食い扶持のことを真剣に考えておかねばならなくなるかもしれません。
もしもデローリアンに乗ったマーフィーが行先を2020年にセットしていたら・・・
余りの非道さに未来なんてロクなもんじゃない!と吐き捨ててさっさと80年代に戻っていたかもしれない。
iPodに竹内アンナとSIRUPとパフュームのお気に入りを一杯に詰め込んで・・