2020年06月06日
アオガエルかえる
渋谷駅前広場の東急旧5000系、青ガエルの通り名があまりにも有名です。
待ち合わせ場所として、渋谷のアイコンとして親しまれて来ました。が今月で見納めに
ハチ公のふるさと、秋田県で保存されることが決まっており今月にも搬出作業が始まります。
日比谷線が開通する前、東横線のエースとしてデビューした青ガエルは正面2枚ガラスの湘南(電車)スタイルに東急カラーの組み合わせ。カラーリングは後に3000系にも受け継がれ池上、目蒲線の色としても馴染み深いものとなりました。
以降の東横線はオールステンレス車両が相次いで投入され、緑の電車は次第に脇に追いやられて行きますが、その存在感は決して色褪せませんでした。売却先の熊本電鉄で最後の現役車両が走っていたのはほんの数年前、渋谷に姿を見せてくれるとは思っても見なかっただけに、再度のお別れはいささかショック。
この次この色に逢いたくなったら秋田まで遠征するか世田谷線の保存車両、池上線のリバイバルカラー車両-気になる電車に遭遇するのを待つしかありません