2020年04月13日
新航空ダイヤなのに
3月29から航空業界は夏ダイヤ・・・・に合わせて羽田空港の南風着陸進入の新ルートが本格運用されています。急角度の降下、進入を強いられるコースに疑問噴出・・・・だったものの、航空業界はいまそれどころじゃないほどの超低空飛行。おまけに世界的な入国禁止措置が続いていて、減便や休止が相次ぐ日々です。
B滑走路の運用が中止された成田空港の出発便表示を見ると軒並み欠航、キャンセルを示す赤い文字が。(これは羽田第3ターミナルも同様)ショップもチェックインカウンターも閑古鳥すら見つけられないほどのガラガラぶり。中部空港に至っては国際線の運航がゼロ、という由々しき事態を迎えています(貨物便は除く)海外のエアラインが軒並み経営不振なのも無理からぬこと・・・・・・
それだけでは無く、ボーイング社もこうなる前から737MAXシリーズの墜落問題に端を発した経営危機が一層深刻な局面を迎えています。全就労人口の10%が何らかの形で航空産業に従事していると言われるアメリカ、その経済の根幹を揺るがすことになれば、もはやリーマンショック級という比喩は使い道が無くなるぐらいのとんでもない事態になる恐れがあります。
1日50便の増便を目論んだ羽田発着の国際線でしたが新着陸ルートが無意味になるくらいの低迷ぶり。加えて羽田〜伊丹便が小振りな90人乗りクラス= エンブラエル190型機にコンバートされるなど、普段見られないような光景が展開されています。渋谷区上空を通過するのが全てこんな小型機だったら、それはそれで歓迎すべきことなんですが・・・