2020年03月04日
super Tuesday
米大統領選挙でトランプ政権に終止符を打てるのは誰か?米民主党の指名候補を争う予備選挙が西はカリフォルニアから東はメイン州まで全米およそ3分の1で争われるのが今日のスーパーチューズデー(北米時間)
とりわけカリフォルニアやテキサスと言った大票田が含まれるだけに動向が注目されます。
日本時間、午後3時を回って大票田カリフォルニアの開票状況が判って来ました!まだまだ23パーセントの開票段階とはいえサンダース氏が優位に。代理人獲得競争でも一気にバイデン追撃の目が出てきたようで、これからの展開がますます読みづらい状況になったと言えるかもしれません。
ヴァージニア州、ノースカロライナ州をはじめ、アラバマ、テネシー、オクラホマほかではバイデン候補が勝利
ヴァーモント州、コロラド州、それにユタ州ではサンダース候補が圧勝の勢いで注目の大票田のテキサスでも優勢を保っていましたが、つい先ほどNBCテレビの報告ではバイデン氏に凱歌が!。とりわけテキサスの票の半分近くをラテン系や非白人票が占めているところがミソ。バイデン票は都市部よりも人口の比較的少ない周辺部に多く分布していたようです。
そしてカリフォルニアではサンダース票が今のところ優勢、ここを制するようなら来週以降の大票田、イリノイ、ワシントン、フロリダあたりが決戦の場となるでしょう。まだまだスーパーなチューズデーは終わらない?
注目のブルームバーグ候補はサモア諸島で圧勝、ただカリフォルニアの一部で躍進した他ではまだ目立ったリードは奪えていないのが現状です。
ワシントンポスト誌の分析によれば、前回クリントン候補に投票した大半の票がバイデン支持に、一方サンダース票は無党派やその他で占められており、前回のサンダース票は四散しているのが対照的です。
他方で共和党側から見て誰が一番手強くない相手か?ロシアも含めて大きな関心を寄せているのが今回。これから夏の党候補指名に向けて見逃せない展開が続きます。