2020年03月05日
実は人知れず
東京メトロがまだ営団地下鉄だった時代、昭和の終わりに登場したのが営団03系車両。先輩のマッコウクジラ3000系の後継として日比谷線や東横線を往復し六本木の重要な足として活躍して来ました。
地下鉄でも希少な18mの車体に5ドアを組み合わせたのがユニークな車両でした。が2月をもって日比谷線を離脱しました。その昔は東横線にも乗り入れ、菊名までの地上区間に顔を見せたこともありました。
相互乗り入れ車両の中でもカーブの多い日比谷線に入れる車両は限られており、18mの3ドア車(5ドア)は都心では希少な存在、ホームドアが設置されると、ドア位置の違いから他の車両との混走が難しくなります。でも18mの全長が奏功して地方の鉄道からは引く手あまたです。
後輩の13000系はフツーに20m、なので7両編成がデファクトになりドアも片側4枚のノーマルさ。
見慣れたシルバーの車体は今後北陸や長野で第二の人生を歩むことになるそうです。