2020年02月04日
立春
節分の豆まきが終わって、暦の上では立春、夕方の日の入りもジワジワ遅くなって5時を過ぎてもまだ明るいほどになりました。朝の6時はまだ真っ暗ですが、これからは東の空が白んでくるのが楽しみになりそうです。
それにしても連日猛威を振るっている新型肺炎、一向に収束の行方が見えてきません。昨日、今日でいえば中国での死者が1日に数十人単位で増えるまでになっています。
武漢から日本に帰国した500人余りの罹患率だけ見ても、相当高い感染力であることは想像がつきます。・・・ならば、一体いつの時点でどのように収束するのか?
こればかりは全く予測ができません。春節・延長休みもおしまい。本来なら工場に戻ってくるはずの人員の姿も無く、日本へ観光旅行に向かう予定だった観光客もその姿を見かけることは減りました。都市としての経済活動、だけでなく対外的な取引や人の移動においても新型ウィルスの影響は日増しに増大を続けています。先行きの見えない不安が株価をも大きく押し下げることに繋がっています。
このままでは武漢で起こっていることが中国のほかの大都市でもいつ起きないとも限りません。それを見越した武漢の交通遮断措置とも見ることも出来ますが・・・・習近平政権にとっては、もしも上海のような大都市で同じようなことが起きたら・・と、必死で封じ込め対策に取り組まざるを得ない状況です。
暦の上だけではなく、本当の意味で中国に春が訪れるのかどうか?今は誰にもわかりません・・・・