2020年02月15日

1917

第一次大戦のさなか、前線で奇襲攻撃を準備する1600余の兵士たちが敵軍の囮作戦の餌食にならない様、夜明けまでに攻撃作戦中止の命令書を届けなくてはいけない。さもなくば、兵士たちの命は・・・

ただそれだけのストーリーが今回のアカデミー作品賞の呼び声も高かった1917「命を懸けた伝令」の全てです。全編ワンカットのアイディアは話題作「カメラを止めるな」が具現化してるし、戦場を舞台にした企画も特に目新しいものではありません。

でも撮影の前に夥しい数の死体と第一次大戦当時の軍服、大砲、戦車、複葉機に至るまで膨大な量の小道具を用意する必要があります。さらに二人の上等兵を追いかけるカメラ・ワークの動線も緻密に決めておかねばなりません!深い塹壕の中、崩落した橋を渡るカットはどこから撮影する?日が暮れた後の夜間シーンはどう描くのか?朝までに本当に伝言を伝えることが出来るのか?

シナリオに書き込まれていない事柄があまりにも多くて監督の決め事も半端じゃなかったはず。それがずっとシームレスに続くノンストップ・アクションがこの作品の真骨頂。スカイフォールのサムメンデスっぽさをみせるのは廃墟と炎上シーンで見覚えのあるタッチです。

イケメン俳優が出てくるわけでもなく、美人女優の出番すらない。宣伝文句からは地味な映画を想像しがちですが、ハラハラドキドキの連続であることは間違いなし.IMAXの大音響だとさらに迫力があります。割高ですが

| 23:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー